機動戦士Zガンダム第8話「月の裏側」

●ナレーション「それは、かって魂を持ったものかもしれない。 しかし今は、それが、神の国にたどり着くことはないだろう。 そこには、人と名乗る知的生命体が住む惑星があった。 人々は、ここで子を産み、育てることを、当たり前の事としすぎていた。」土星…

機動戦士Zガンダム第9話「新しい絆」

新しい絆というのは、カミーユとエマやエゥーゴの面々、カミーユとハロ、レコアとカイといった関係が当てはまるのでしょう。カイ再登場とウォンの修正、ハロ復活、百式・マラサイ・ネモ・アイリッシュ級の新登場、リックディアスの色変更、白兵戦、カクリコ…

機動戦士Zガンダム第7話「サイド1の脱出」

久しぶりの更新です。ライラが退場する第7話です。 後半で「電波な」「痛い」キャラ達にあれだけ出番があることを考えると、もっと活躍させてもよかったキャラクターだと思うんですが。 富野監督はライラという技術と経験を積んだ人物が、カミーユという経験…

機動戦士Zガンダム第6話「地球圏へ」

●アレキサンドリアアーガマとモンブランを追撃するアレキサンドリア他2隻。 ミーティングの場面、ジェリドはライラをはじめとする正規軍のメンバーに馬鹿にされます。 正規軍におけるティターンズの評価が垣間見えるシーンです。 ところでライラの言う「出戻…

機動戦士Zガンダム第5話「父と子と・・・」(2)

●子供の立場レコアの制止も聞かず出撃しようとするカミーユ。 初期のカミーユはまだ精神的に幼く、自分が子供であるとしながらプライドは非常に高いです。 また、レコアに対して「幸せに育った人に自分の気持ちはわからない」と決めつけています。 このあた…

機動戦士Zガンダム第5話「父と子と・・・」(1)

「この中にあった魂が神の国にたどり着くことはないだろう。その向こうには、知的生命体が住む惑星があり、人々はここで子を産み育てることを当たり前の事としすぎていた。」宇宙を漂うジオン兵の亡骸とナレーションから始まる第5話。 「機動戦士ガンダム」…

機動戦士Zガンダム第4話「エマの脱走」

●暴走カミーユ前話で最悪の結末を迎えたヒルダ人質作戦ですが、当然怒りに震えるカミーユはジェリドのハイザックを攻撃します。そこへクワトロ隊とエマが出撃しさらにはライラ隊まで乱入。誰も事態を正確に把握できずに戦闘だけが続く、こうした救いようのな…

機動戦士Zガンダム第2話「旅立ち」

クワトロ達は外壁(窓の部分)に直接穴をあけて侵入、ガンダムMk-Ⅱ奪取を目指します。 一方カミーユは、結局基地に戻ってきてしまいます。 「あの軍人たち、許せないな」 もともとティターンズに良い感情を持っていなかったり、親がティターンズ絡みの仕事をし…

機動戦士Zガンダム第3話「カプセルの中」

ルナⅡ。 スペースコロニーに使う岩石を採掘するため、アステロイドベルトから運ばれた小惑星である。 現在はグリーンオアシスの近くで地球連邦軍の前進基地として利用されている。 そんな説明のナレーションからスタートする第3話。今話からCMのアイキャッチ…

機動戦士Zガンダム第1話「黒いガンダム」

白い「黒いガンダム」のタイトルが黒くなる、という幕開けで始まる第1話。 Zガンダムは現状認知の物語であるという富野監督の発言がありますが、とにかくZガンダムのTV版については、その世界観は殺伐とした息苦しさに包まれています。前作「機動戦士ガンダ…

はじめに

まずはじめに、私は「機動戦士ガンダム」シリーズのファンです。 しかし自分の中で、ガンダムシリーズにおいて、以下のような疑問がありました。「劇中には登場しない後付け設定が重視されている傾向が強いのではないか?」 テレビであれ映画であれ、あくま…